Big Thief のドラマー、James Krivchenia がニュー・アルバム Blood Karaoke を4/15にリリースする。アルバムはランダムなオンラインジェネレーターで見つけたYouTubeビデオをサンプリングして制作された実験的な作品。James Krivcheniaのソロアルバムとしては2020年の A New Found Relaxation に続く作品となり、Reading Group からリリースされる。

Blood Karaoke は、ランダムなオンラインジェネレーター(Microsoft Office PowerPointのプレゼンテーション、ビデオゲームのウォークスルー、古いローカルニュースクリップなど)を通じて見つけた未視聴のYouTubeビデオの何百もの小さなサンプルから主に構成され、Krivcheniaのシンセサイザーやペダルの装備に供給されたMIDIを混乱させ、そして入念にレイヤーとコレーションを施したものだ。Blood Karaoke の制作は、Krivcheniaがニューメキシコに住んでいた2019年の夏に始まり、2020年の4月にロサンゼルスの自宅で完成した。「非常に反復的で長いプロセスだった」と、Krivchenia はアルバム制作について語る。「たくさんの編集と、たくさんのサンプルで小さな瞬間や10秒のチャンクをまとめること。この音楽は、40分という長い曲で構成されるように考えられていて、シングルはその抜粋だと考えているんだ」。オープニング・トラックの “Emissaries Of Creation”は、Blood Karaoke の混沌としたサイバーな世界を凝縮している。ハードコア・テクノ、ポップでキッチュなクルーザー、グリッチされた擬似グルーヴ、そして奇妙なYouTubeのアンビエンスなど、ほぼ絶え間なく流れるサウンドと情報の中で、このアルバムは進んでいく。Blood Karaoke は、私たちの過剰に刺激された世界の奇妙さにふさわしいプライベートなダンスレコードである。

http://www.readinggroup.co/rg22.html

“The Science of Imaginary Solutions”

“Emissaries of Creation”

James Krivchenia – Blood Karaoke

James Krivchenia – Blood Karaoke

Listen: Apple Music Spotify

Label: Reading Group

Release Date: 2022/4/15

Tracklist:

01 Emissaries of Creation
02 Null States
03 Culture Complex
04 Calendrical Rot
05 Artifact of Error
06 Inherited Forms
07 The Trackless Way
08 Scaleable Future Self Continuity Interventions
09 Sub-Creational Reality
10 The Science of Imaginary Solutions
11 God In Every Way
12 Styles of Imprisonment
13 Exaptation
14 Wall Facer

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