北アイルランド・デリー出身のシンガーソングライター、Bridie Monds-Watsonによるプロジェクト SOAK がニュー・アルバム If I Never Know You Like This Again を5/20にリリースする。2019年の前作 Grim Town に続く3rdアルバムとなり、Rough Tradeからリリースされる。

SOAKのBridie Monds-Watson(they/them)は、If I Never Know You Like This Again で、マーキュリーにノミネートされた輝かしいデビュー作 Before We Forgot How To Dream とそれに続く意欲作 Grim Town と、それに伴うプレッシャーによる二日酔いを振り払ったのである。新作の大半は、時間が最も遅く感じられた時に書かれたもので、ブライディーは常に自分たちの人生の各章を記録することに執着していたが、今ではありふれたものを驚嘆する作品に仕上げている。

長年のコラボレーターであるTommy McLaughlin (he/him)と共に、2人はBroke Social SceneやPavementなどのインディーバンドやRadioheadの名盤 The Bends を夢中で聴きながら、アルバムのほとんどを一緒に書き上げた。彼らはこの新しいリフを中心とした90年代半ばのサウンドに磨きをかけ、「白痴の兄弟のようにギターとペダルを使いこなし」、ドニゴールのアッティカ・スタジオで残りのメンバーと共にレコーディングを行った。これまでのSOAKのアルバムは、遠隔地か二人だけでレコーディングされていたが、If I Never… はSOAKのメンバー全員が同時にスタジオに入った。パンデミックの大半の期間、互いに離れていたため、バンドとしてレコードを制作することが重要であり、全員が再び同じ部屋にいることの喜びのエネルギーが伝わってくるようである。

If I Never… では、SOAKの輝かしいメロディーが存分に発揮されている。リードシングルの “Last July”では、オフキルターなボーカルとうっとりするようなギターが絶妙にマッチし、90年代の青春映画のエンドクレジットに登場するような、みずみずしいポップソングに仕上がっている。リリックでは、遊び心と自意識の両方を表現している。アイデンティティという考え方はこのアルバムの中心であり、ブライディーの歌詞は普遍的であると同時に、深く個人的なものでもある。「このレコードは、私のことを最も正確に表現している。プレッシャーは全く感じず、書きながらわめき散らしているような感じだった」と彼らは説明する。ブライディーの思い出は、豊かに生きた人生の親密な小話を作るために連なる。このアルバムは、彼らが完全な人間になるまでの浮き沈みのある道のりをたどることで、深い親近感と輝きに満ちたものとなっている。

https://soakmusic.bandcamp.com/album/if-i-never-know-you-like-this-again

“swear jar”

“purgatory”

“Last July”

SOAK – If I never know like this again

SOAK – If I never know like this again (amazon)

Listen: Apple Music Spotify Bandcamp

Label: Rough Trade

Release Date: 2022/5/20

Tracklist:

1.purgatory
2. last july
3. bleach
4.get well soon
5. red-eye
6. guts
7. baby, you’re full of shit
8. pretzel
9. neptune
10. swear jar

Tagged