アラスカ州シトカ出身のアーティスト/ミュージシャン、Nicholas Galanin が Ya Tseen としてのデビュー・アルバム Indian Yard を4/30にリリースする。アルバムにはPortugal. the Man、Nick Hakim、Shabazz Palacesといったゲストが参加。Sub Pop からのリリースとなる。

Nicholas Galaninは、現代アート界の最も重要な声を持つ一人である。シトカ(アラスカ州シトカ)に生まれたGalanin は、トリンギット人とウナンガクス人の血を引いており、先住民としての視点から作品を制作している。彼の作品は、自由な資本主義によって土地や生命に与えられたダメージを説明することを求める一方で、別の可能性を想像し提唱する。2020年のシドニー・ビエンナーレでは、キャプテン・ジェームズ・クックの記念碑が落とす影の形を発掘し、暴力的な歴史の記念碑を埋葬することを訴え、ArtNEWSやArtsyは2020年を代表する作品とした。”Land Swipe”は、鹿の皮にペイントした作品で、ニューヨーク市の地下鉄の地図に、黒人の若者に対する警察の暴力があった場所を選んでマークしたもので、ニューヨーク・タイムズ紙で「2020年で最も重要なアートの瞬間」のひとつと呼ばれてる。彼の作品は、彫刻、ビデオ、インスタレーション、写真、ジュエリー、音楽など多岐にわたり、現在と未来の世代のために、先住民族の主権、人種、社会、環境の正義を提唱する。

Ya Tseen(「生きている」という意味で、トリンギット族での彼の名前 Yeil Ya Tseen にちなんでいる)としてのデビュー作 Indian Yard は、Sub Popからのファーストアルバム だ。豊かな感情と鋭い洞察力を持つ Indian Yard は、愛、欲望、フラストレーション、痛み、革命、そしてつながりを、先住民の心の中にある魅力的な表現を通して探求している。”Close the Distance”の艶やかなエレクトロソウルのカスケード、”Get Yourself Together”の軽快なファンクの戯れ、ユーピック語で歌われる”Back in That Time”の執拗な重さ。これらの11曲は、Moses Sumney やTV on the Radio、FKA Twigs、James Blakeなどと同じように、Galanin、Ya Tseen、そして先住民族の芸術を現在の音楽的な会話の中に位置づける。

https://www.subpop.com/artists/ya_tseen

“Knives (ft. Portugal. The Man) “

“Close the Distance”

“A Feeling Undefined (feat. Nick Hakim & Iska Dhaaf)”

“Synthetic Gods (ft. Shabazz Palaces & Stas THEE Boss)”

Ya Tseen – Indian Yard

Ya Tseen – Indian Yard (amazon)

Listen: Apple Music Spotify Bandcamp

Label: Sub Pop

Release Date: 2021/4/30

Tracklisting:
1. Knives (feat. Portugal. The Man)
2. Light the Torch
3. Born into Rain (feat. rum.gold and tunia)
4. At Tugáni
5. Get Yourself Together
6. Close the Distance
7. We Just Sit and Smile Here in Silence
8. A Feeling Undefined (feat. Nick Hakim and Iska Dhaaf)
9. Synthetic Gods (feat. Shabazz Palaces and Stas THEE Boss)
10. Gently to the Sun (feat. Tay Sean)
11. Back in That Time (feat. Qacung)

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