カンザスシティーを拠点とするミュージシャン、Liam Kazar がデビュー・アルバム Due North を8/6にリリースする。アルバムには Spencer Tweedy(ドラム) 、Lane Beckstrom(ベース)、Dave Curtin(キーボード)、Ohmme(バッキング・ボーカル)、Andrew Sa(バッキング・ボーカル)らが参加し、ペダルスチールを担当したJames Elkington との共同プロデュース作。アルメニア料理のレストラン「Isfahan」のシェフ兼創設者としても知られる Kazar について、Wilcoの Jeff Tweedy は「Liam のすべてが好きです。彼の声、曲、楽器の演奏方法、笑顔、料理…。彼の曲を初めて聴くと、すぐに “ああ、この曲だ!”と思ってしまうんです」と賛辞を送る。アルバムは Woodsist / Mare からリリースとなる。
カンザスシティを拠点とし、シカゴで育ったミュージシャンであり、アルメニア料理のポップアップレストラン「Isfahan」のシェフ兼創設者としても知られる彼は、Due North の制作について、「書けば書くほど、自分が常になりたいと思っていたアーティスト像が見えてくるような、個人的な発見だった」と語ってる。ここ数年、彼は Jeff Tweedy、Steve Gunn、Daniel Johnston などのアーティストと共演し、常に理想的なバンドメンバーとして活動してきたが、自分の曲を作ることで、ようやく自分の声を見つけることに成功した。「このアルバムは、Jeff との会話から始まったようなものです。私が作っていた初期の曲を彼に見せたところ、『君はバンドのメンバーのために書いているようで、自分のために書いていない』と言われました。彼の言うとおりでした。私は自分のために曲を書いていなかったのです」。こうした洞察を受けて、Kazarはゼロから始めて、自分らしい曲を書くことにした。
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「このレコードの制作中、私の頭の中には喜びと傷つきやすさという2つの言葉がありました」とKazarは言い、そのような感覚を凝縮したLPとしてアル・グリーンの1978年の The Belle Album を挙げている。「私は、自分が恐れていることについて話そうとしていましたが、自分がそれほど強くはなく、自分の不安に直面しても喜びを感じることができることを認めていました」。アルバムのハイライトである”Frank Bacon”では、Kazarが「上り坂を走っているときも、上流を泳いでいるときも、何もかもがその通りになることはない」と歌っている。不確かな歌詞にもかかわらず、この曲は、ドラマーのSpencer TweedyとベーシストのLane Beckstromによるモンスターグルーヴを中心に、生命力に溢れている。”Nothing To You”では、Kazarが「I hope you don’t resent / The love between your hands」と歌いながら、インディー・ロックのジャングルと繊細なカントリーの鼻声訛りの間のスイート・スポットを見つけている。
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https://liamkazar.bandcamp.com/album/due-north
“Shoes Too Tight“
“On a Spanish Dune”
“Frank Bacon”
Liam Kazar – Due North
Listen: Apple Music Spotify Bandcamp
Label: Woodsist / Mare
Release Date:2021/8/6
Tracklist:
1. So Long Tomorrow
2. Old Enough For You
3. Shoes Too Tight
4. Nothing To You
5. On a Spanish Dune
6. Frank Bacon
7. I’ve Been Where You Are
8. No Time For Eternity (Ft. Andrew Sa)
9. Give My World
10. Something Tender