LAのシンガーソングライター、Devendra Banhart がニュー・アルバム “Flying Wig” を9/23にリリース。 -

LAを拠点とするシンガーソングライター / マルチインストゥルメンタリスト、Devendra Banhart がニュー・アルバム Flying Wig を9/23にリリースする。2019年の前作 Ma に続く11thアルバムとなり、プロデュースを担当したCate Le Bonと共に制作された全10曲を収録。Mexican Summer からリリースされる。

Flying Wig は、二重性を繰り返すアルバムであり、逆説の缶詰、虫の箱のようなものである。Banhartが「常にGrateful Deadを聴いていた」レッドウッドと松林に囲まれた小屋のスタジオから、巧妙でモダニズム、シティ・ポップに隣接し、イーノのようなものが生み出された。

Banhartの11枚目のアルバムは、ソロ・アーティスト、マルチ・インストゥルメンタリスト、プロデューサー、そしてメキシカン・サマーで活躍するCate Le Bonとの「貴重な友情」を形にしたアルバムであるー初期のソロ・アルバムのタイトル（Banhartの2002年の Oh Me Oh My とLe Bonの2009年の Me Oh My）が鏡像であることから予言された出会いであり、粗末なヘアカット（「やっと会えたと思ったら、彼女はフォークで私の髪を切っていて、それっきりだった」）や自作のタトゥーで築いた優しさは、これまでレコーディングスタジオで表現されることはなかった。

「絶望を感謝に、傷を許しに、悲しみを賛美に変換すること」、つまり、悲しみが形を変えながら美化されるように、溶かしながら再鋳造する儀式的な創作活動の産物であり、「とてもメランコリックなマッサージを受けるか、泣くか、でも本当にいい服装で・・・泣くなら、最高のドレスでやりたい」というレコードに結実している。
https://devendrabanhart.bandcamp.com/album/flying-wig