NYを拠点とするシンガーソングライター、Jordana がニューEP I’m Doing Well, Thanks For Asking を11/11にリリースする。2022年5月にリリースしたアルバム Face the Wall に続くEPとなり、Jordana、Cooper Holtzman、Cameron Hale、Alice Ivyによる共同プロデュース作。Grand Jury からリリースされる。
ニューEP I’m Doing Well, Thanks For Asking で、Jordana は再び自分自身を知ることになる。より正確には、複数の自分自身を知るということだ。
22歳のニューヨークのソングライターは、その短いキャリアの中で何度か形を変えてきたと言えるだろう。Classical Notions of Happiness でホームスパンインディーフォークを始めた後、Something To Say To You のしなやかなベッドルームポップに移行した。その1年後、彼女は TV Girl とのコラボレーションである Summer’s Over のドリーミーな靄の中に入り込み、最終的には Face The Wall のハイグロスなポップに道を譲った。これは、something for everyoneというフレーズが発明されたような、雑食性の強い作品だ。
その過程で、Wallows、Local Natives、Remi Wolf といったファンを作り、彼らはそれぞれ2022年に彼女をツアーに連れ出し、数千人の観衆の前に彼女を立たせることに成功した。多くの点で、パンデミック後に開かれたツアーという魔法のじゅうたんに乗って、Jordana が再び完全に姿を変える時間はなかった。その代わりに、彼女はこの6曲入りの新しい短編アルバムで、それまでのすべてのものを少しずつ合成している。全体的なサウンドは彼女の過去の作品から引用されているが、曲自体は愛と神経症に取りつかれたままであり、取り残されたり去ったり、自分を哀れんだりやめることを学んだりするものだ。
EPのリード・シングルである “SYT”は、失恋した恋人からのキスを高らかに歌い上げたものだ。「この曲は、つらい別れの後、力を与え、感情を自覚する気持ちを表現しています」とJordanaは言う。この曲は Face The Wall に収録されていてもおかしくないし、彼女の最新アルバムのキャッチコピーにある苦難を乗り越えるというアドバイスも確かに引用している。
また、”You’re In The Way”では、Something To Say To You の “Reason”や “I Guess This Is Life”のようなインディー・ポップに回帰している。この曲は、シンプルなドラムループ、ギターのストラム、そしてJordanaの声を中心に構成されている。「誰かに投資して時間を無駄にしたような後に、もう一度自分を知ることについての曲」だとJordanaは言う。
そしてもちろん、”Careless Mistake”もある。”Classical Notions”の静かなフォークをアップデートし、忠実度を上げ、彼女のウクレレをピアノとスポットライトに置き換えたものである。この曲は、未来のバラード集に収録されているような曲だ。常に変化し続けるJordana は、まだ出現していない新しい形をすでに意識しているのだから、驚くにはあたらないだろう。
https://jordananye.bandcamp.com/album/im-doing-well-thanks-for-asking
“You’re In The Way”
“SYT”
“Is It Worth it Now?”
Jordana – I’m Doing Well, Thanks For Asking EP
Listen: Apple Music Spotify Bandcamp
Label: Grand Jury
Release Date: 2022/11/11
Tracklist:
01 You’re In The Way
02 Hands Over My Head
03 Carry On Tonight
04 SYT
05 Is It Worth it Now?
06 Careless Mistake