フロリダ出身で現在はNYブルックリンを拠点とするシンガーソングライター Tomberlin がニュー・アルバム i don’t know who needs to hear this… を4/29にリリースする。2018年のデビュー・アルバム At Weddings に続く2ndアルバムとなり、Phil Weinrobe がプロデュースを担当。Saddle Creek からリリースされる。
Tomberlin ことSarah Beth Tomberlinはフロリダで生まれ、イリノイの田舎で育った牧師の子供だ。彼女はデビュー作 At Weddings (2018年)の大部分を実家で暮らしながら書いた。家と教会を出てからしばらくの間、彼女はケンタッキー州ルイビルに住んでいた。彼女は日雇いの仕事をしながら、曲を書き続けた。彼女はこれらの曲のいくつかをBandcampに投稿し、それがきっかけでSaddle Creekとレコード契約を結ぶことになった。すべてはあっという間だった。初ライブから1年も経たないうちにJimmy Kimmelに出演し、LAに引っ越すことになった彼女は、そこで At Weddings に続くEP Projection(2020)を書き上げた。
パンデミックの間、Sarah Beth は肉体的にも精神的にもあちこちにいた。ルイビル。ロサンゼルス。イリノイの自宅に少し戻った。現在はブルックリンに落ち着いている、と彼女は言う。ブルックリンは、彼女の新しいアルバム i don’t know who needs to hear this… が、プロデューサー兼エンジニアのPhil Weinrobe(このアルバムでさまざまな楽器を演奏)と共に、2週間かけてフィギュア8スタジオで録音され、後に同じ場所でJosh Bonatiがマスタリングを行った。
「このレコードのテーマは、調べること、空間を保持すること、感情のための祭壇を作ること」だと彼女は説明する。空間を保持する。Tomberlinの曲は文字通り、それを実現し、空間を聴かせる。彼女のデビュー作 At Weddings は、特に彼女の歌詞の感情的な重さとは対照的に、その楽器のまばらさと繊細さが広く賞賛された。
このアルバムでは、空間がより大きく、神聖に感じられ、反響するように作られている。ペダルスティール。弾きたての古いアコースティックギター。漂うようなシンセサイザー。冷静でブラッシーなパーカッション。アンビエントで広がりのあるクラリネットとサックス。饒舌なピアノのトリル、時折飛び散る小刻みな音。アルペジオ、ループ、スクラッチのひとつひとつが、まるで手にした貝殻や羽のようだ。そして、彼女の声という楽器は、完璧にチューニングされているにもかかわらず、不本意ながら演奏されているような愛すべき性質を持っている。「私はシンガーではありませんtと彼女は “idkwntht”で歌っている。「私は罪を犯しているだけの人間よ」。
https://saddle-creek.com/collections/new-releases/products/i-don-t-know-who-needs-to-hear-this
“sunstruck”
“tap”
“happy accident”
“idkwntht”
Tomberlin – i don’t know who needs to hear this…
Listen: Apple Music Spotify Bandcamp
Label: Saddle Creek
Release Date: 2022/4/29
Tracklist:
1.easy
2.born again runner
3.tap
4.memory
5.unsaid
6.sunstruck
7.collect caller
8.stoned
9.happy accident
10. possessed
11.idkwntht