Mitski がニュー・アルバム”Laurel Hell”を2/4にリリース。

NYを拠点とするシンガーソングライター、Mitskiがニュー・アルバム Laurel Hell を2/4にリリースする。2018年の前作 Be the Cowboy から約3年半振りの6thアルバムとなり、Dead Oceansからのリリースとなる。

2018年で最も賞賛されたアルバムのひとつであり、ピッチフォーク、ニューヨーク・マガジン、モアのアルバム・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、Mitskiをカルト的人気者からインディー・スターへと押し上げた Be the Cowboy のリリース後、彼女は国家分裂の熱気の中に昇った。Laurel Hell の全体的な雰囲気を作り出す試金石となった曲’Working for the Knife’で表現されているように、ツアーの苦しさや知名度の向上の落とし穴は、彼女の精神と同様に音楽にも影響を与えている:”I start the day lying and end with the truth / That I’m dying for the knife”。Be the Cowboyは、女性の強さと反抗心を表すペルソナが原動力となっていたが、たとえそれが説得力のあるものであっても、ミュージシャンが「さまざまな仮面をかぶる」ことに等しい。このニュー・アルバムの名前の元にもなっている”Mountain Laurels”のように、インターネットの魅惑的なプリズムのような世間の認識は、魅力的なファサード(見せかけ)を提供するが、それは致命的な罠を覆い隠してしまう。「このまま続けていたら、自分の感覚が麻痺したまま完成してしまうと思ったんです」とMitskiは認めている。

この歪んだ鏡と、誤った二項対立への依存に疲れ果てたMitskiは、仮面を剥ぎ取り、その背後にある複雑でしばしば矛盾した現実を明らかにする曲を書き始めた。「私が必要としていたのは、勝つか負けるかの権力闘争ではない、現実の人間関係についてのラブソングで、他人と自分の両方を許すことができる曲が必要でした。私はいつも間違いを犯しています。模範となるようなことはしたくありませんが、私は悪い人間でもありません。私は自分自身のために、そのグレーゾーンに位置するスペースを作る必要がありました」。

その結果として生まれた曲は、その空間を体現している。新曲”The Only Heartbreaker”は、Dan Wilsonとの共作で、彼女のディスコグラフィーの中では初めての共作曲だ。ポップで高揚感の膨張と、真摯なリフレインが皮肉に転じたストレートな歌詞が組み合わされており、「人間関係の中でいつも失敗する人、決まって非難される悪い人」を描いている。「この曲は単純にそれを表現しているのかもしれませんが、私は表面の下にあるもっと悲しいものを描きたかったのです。つまり、あなたがいつも失敗するのは、あなただけが努力しているからなのかもしれません」。”So I’ll be the loser in this game // I’ll be the bad guy in the play // I’ll be the water main that’s burst inflames // You’ll be by the window only watching.” とMitskiは歌っている。

Mitskiがこれらの曲の多くを書いたのは2018年中かそれ以前であり、アルバムのミックスが終わったのは2021年5月のことだった。これは、Mitskiがこれまでにレコード制作に費やした最長のスパンであり、激変した世界の中で終了したプロセスでもある。彼女は長年のプロデューサーであるPatrick Hylandと共に、世界的なパンデミックの孤立状態の中で Laurel Hell をレコーディングしたが、その間にいくつかの曲は 「種から花へと変わるように、ゆっくりと新しい形と意味を持つようになった 」という。アルバム全体としては、「よりアップテンポでダンサブルなもの」に進化した。「元気にさせるような曲を作る必要がありました」とMitskiは説明する。彼女の洗練された、しかし切実な歌詞と、1980年代の活気に満ちたサウンドとの間に生まれる緊張感は、切実に必要とされていたものを注入することであり、成熟したアーティストの仕事であると言える。

https://deadoceans.com/news/mitski-announces-laurel-hell-new-album-out-february-4th/

“The Only Heartreaker”

“Working for the Knife”

Mitski – Laurel Hell

Label: Dead Oceans

Release Date: 2022/ 2/4

Tracklist:

1. Valentine, Texas
2. Working for the Knife
3. Stay Soft
4. Everyone
5. Heat Lightning
6. The Only Heartbreaker
7. Love Me More
8. There’s Nothing Left For You
9. Should’ve Been Me
10. I Guess
11. That’s Our Lamp